災害時の備蓄品にもなる?

備蓄しているボトルを使用できる

ウォーターサーバーは、定期的に送られてくる水を使用するのが基本です。そして、月初めに複数本のボトルが届いて、それを備蓄しながら使っていくということがほとんどです。そんな備蓄してある水は、災害時に活用できる可能性があります。ウォーターサーバー用の水は味やミネラルの豊富さを優先するために、消費期限が短いものが多いですが、それでも未開封状態であれば数ヶ月は持つからです。ボトルの大きさはサーバーごとに色々ですが、最小のものでも大体4リットルくらいはあります。そのボトルが複数あれば、数日程度の飲料水は確保できます。したがって、災害で断水したとしても、その断水が復旧したり別の方法で飲料水が入手できたりするまで困らずに済むでしょう。

災害時の使用方法は様々

ウォーターサーバーは電気を使用して稼働するものがほとんどなので、災害で停電してしまっている時には使い方が変わります。ただ、サーバーの上にボトルを置くタイプであれば、重力で水を出すものが多いです。その場合は通常時と変わらない使い方ができるでしょう。ただ、もちろん電気がなければ、冷水や温水を作ることはできません。そして、注意しなければならないのは、ボトルから電力で水を吸い上げる形のウォーターサーバーです。電気が通っていないと、サーバーから水を出すことができません。その場合はボトルから直接水を汲み出すことになります。また、吸い上げるタイプのウォーターサーバーでも、災害時に水が使用できるように特別な機能が備わっているものもあります。